2024,10,26から始まった藤井風 くんのAsiatour
Asiaを回るのは2回目。
前回2023年は「ピアノと歌」だけのソロでしたが、今回はバンドメンバーとダンサーと一緒のツアーです。
子供の頃からそして素人時代YouTubeにピアノ演奏、のちにピアノと歌の動画をたくさんアップしてきた。
ピアノというのは一人で完結できる楽器なので実はとても孤独なのです。
前からこういう形でバンドと一緒にやりたかったんでしょうね。
ホント楽しそうですもん!
リハも含めてみんなとワチャワチャするのが本当は大好きなんだと思う。
実をいうと前回のピアノソロのAsiatourの前あたりから、ものすごく心配だった。
表に出る写真や動画のすべて、彼の目がそれを物語っていたのだ。
燃え尽き、行き詰まり どうしていいのかわからなくなったのだと思う。
これがデビューして10年とかならキレイな理由をつけて休業することもできたかも知れない。
でも2023年の段階でまだデビュー3年。
メジャーデビューをするということは自分の思惑だけで簡単に意志を貫いたり行動ができないということの厳しさの裏返しなんです。
これはどのアーティストも同じ。
バンドだったらもっと厳しい。
複数人の人格が寄り集まるわけだから。
Xなんかでは色々な思惑の方がいて話が思わむ方向に飛び火したり、思わぬところへ投稿が拡散されていくので本人サイドや他の人がパッとみて不快になる言葉や誤解を招くようなことや書き方は本当によくないと思う。
私はXでファンの方たちとワチャワチャ楽しくやるのが好きだ。
動画を拡散したり海外のファンの方にたまにコメントしたり。
でAsiatourは始まったばかりなのだが日本と時差が1時間ほどなので仕事が終わった後ほぼリアルタイムで細切れに上がってくるライブ動画をとにかくRTしまくる。
終わったころには深夜を回るのでそれらをあまり見ずに寝る。
そして翌日以降じっくり見る。
その頃にはもっとたくさんの動画が上がってくる。
特に海外の人は至近距離での動画の撮り方がとても上手いのだ。
それも毎回、海外ライブでの動画。
あんなに高画質で手振れもほとんどない。
こんなのを毎回タダで見させてもらってホントいいの?
という感じ。
日本ではライブ中の動画を撮影する、ましてやそれをネットに上げるという行為を公認しているアーティストがまだとても少ないのが現状だ。
でも藤井風くんサイドはそれを公認している。
これは著作権の問題からなのだがこれを先頭切ってやるということはこれからの音楽業界が変わりつつあるという証なのです。
これがTVよりも何よりも無料の宣伝になるということ。
時代を先取りする、先見の明をもって物事を長い目で見る。
昔からの慣習や考え方に捕らわれていては何も変わらないからだ。
「いいぞいいぞやれやれー」「どんどん新しいことをやれー」という感じ。
これから12月中旬まで毎週末これが続くのだ。
アジア各国でのライブ⇒動画⇒拡散
忙しい。
本業をおろそかにしないようにしないと。
自責の念も含めて。
オマケと言っては何だが「出待ちの動画」
私はあれをほぼリアタイで深夜に見たのだが「ひゃっほ~!!」という声が思わず出てしまった。
風くん自ら車から降りてきて手を振るどころかお得意のセルフィーで動画まで撮ってるではないか!
自分の10代の頃を思い出したのだ。
やりましたよー 入待ち、出待ち。 ある時はセーラー服のままでね。
すごい好きだったバンドね。
入待ち、出待ち禁止って「コロ●で他人との接触を減らす」ということから生まれた文化なのね。
何だかあの出待ち動画が嬉しくてどうにも10代の自分に戻ってしまうわけです。
■8.25の日産スタジアムに参戦したのでそちらの記事も追々書こうと思います。